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真山とそのスタッフ達が、小説を制作する過程で行った調査や分析のリポートを紹介。

テレビ東京 ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」特集 撮影現場レポート2

2016/07/26

JR横浜線淵野辺駅から住宅街抜けた先の広大な敷地にあるJAXAの宇宙科学研究所――。多くの宇宙開発者が憧れる場所であり、惑星探査機はやぶさや新型ロケット「イプシロン」が開発された場所でもある。
この日は、その宇宙開発の聖地で、ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」の撮影が行われた。

広大なキャンパス内に入ってすぐ目につくのは、M-Vロケットの実機模型とM-3SⅡロケットの原寸模型。小説でもドラマでも、ここを初めて訪れた若き女性研究者の八反田遙が、感激のあまり歓声をあげるロケット模型だ。
その横を通り抜けた奥にある「構造機能試験棟」がこの日の撮影場所だった。ここで、主人公とヒロインが出会う重要なシーンが撮影された。
冨永真一役の玉木宏さんが、ロケット開発研究者・八反田遙役の相武紗季さんに、宇宙開発を巡る疑惑を単刀直入に尋ねるシーン。すると、遙は多くの研究者が宇宙に寄せる想いや、自らの情熱を切々と訴えるのだ。

「遙が語る言葉は、小説の中で、とても大切にしていたもので、今回のドラマでは、それが効果的に用いられ、相武さんの台詞を聞いていると胸が熱くなった」と言う真山。
周囲にさりげなく本物のロケットの胴体部分や人工衛星などが配され、その台詞がより見る人の心を掴むに違いない。

玉木さんは、冒頭の法廷シーンとは異なる「静」のイメージで、若い遙の思いを受け止めるのだが、それがまた味わい深く、「私が小説を書いている時の冨永のイメージと玉木さんが完全に重なって見えた」と真山も絶賛していた。

M-Vロケットの実機模型
M-Vロケットの実機模型
  広大な敷地にあるJAXAの宇宙科学研究所
広大な敷地にあるJAXAの宇宙科学研究所
  冨永と遙とのやり取りに胸が熱くなる
冨永と遙とのやり取りに胸が熱くなる
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