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真山組
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墜落
単行本
墜落
[出版社]
文藝春秋
[発売日]
2022年6月28日
[ISBN]
978-4-16-391554-8
[価 格]
1,980円
(本体価格 1,800円)
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あらすじ
那覇地検に異動となった検事・冨永真一を待っていたのは、夫のDVに耐えきれず刺殺したとして現行犯逮捕された妻の取り調べだった。
「よくある事件」として、前任者が起訴状まで用意していたのだが、冨永は違和感を覚え、再捜査を決断する。
その最中、沖縄本島南端で自衛隊の最新鋭機が墜落。
駐車場で仮眠していたと思われるタクシー運転手を巻き込んでしまう。
墜落した戦闘機のパイロットは、航空自衛隊屈指のエースパイロットで、操縦ミスは考えにくく、自衛隊による事故調査の結果を待つことになった。
一見何の関係もない、二つの事件。
だが、双方の担当となった冨永が捜査を進めていくと、そこには思いもかけない接点が浮かび上がる。
かつてない臨場感で沖縄の闇に迫る、冨永シリーズ第三弾!
作者の思い
冨永シリーズの第三弾は、舞台を沖縄に移して始まります。
実は、私はこの作品の準備を始めるに当たって、初めて沖縄を訪れました。
最初は、沖縄本島中の基地を巡り、その後の取材では、沖縄でもう一つの重要な問題である貧困関係の取材に終始しました。
それらを踏まえ、日本の安全保障などを織り交ぜながら、作品が結実しました。
〈2022年6月〉
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